2019年1月23日
ユニクロでもいいじゃない

真冬になった。
1月の半ばだから、ある程度は寒いのは、当たり前だろう。。

いくらか前から、私はセーターを着込んでいる。
私は、特別なケースを除いて、セーターは、カシミアしか着ない。

何とも贅沢で、傲慢と思われるかもしれない。
しかし、私が愛用しているカシミアのセーターは、ユニクロの製品だ。
だから、1着1万円もしない。

ユニクロのカシミアは、数年前は、もっと薄くて品が悪かった。
今年のものは、肌触り、色合いがよく、前より生地にしっかりしている気がする。

元々、ウールは、分厚い上に防寒の働きが弱く、さらに温度差に対する柔軟性が乏しい。
私は、日常では、冬でもカシミアのセーターを着て、その上にコートをはおることなく、出歩いている。

それに、ウールのチクチクした感触が苦手になって、いつの間にか、カシミアの愛好者となっていた。
とは言え、20年以上前から、デパートでも、安い売りでは、1万円でカシミアを購入することができた。
そういう品は、糸や作りが悪いものだが、2〜3万円もするウールのセーターを買うより貪欲にカシミアにこだわった。

数年前は、糸や折り方、そして生地の厚さにこだわった高級品も手に取ってみた。
虫に食われて、ダメになったもの以外は、今でも使用している。

でも、今は、ユニクロ製でいいかなと思っている。

ただし、ユニクロのカシミアは、すぐに売り切れる。
特に色のよいものは、足がはやい。
私は、ユニクロの同じ製品で、赤と黒のものを1着ずつ所有している。
黒は、顔写りが悪いので、赤いセーターを着用している。
決して、「赤いチャンチャンコ」では、ないので、お間違えなく。

寒さに弱くて、いい物を安く手に入れたい患者さんには、そういう話もしている。
運のいい人は、1回の情報話で、診察代の10倍以上の元をとっていかれる。