2019年3月8日
医学部志願者が5割減

今年は、医学部志願者が5割減というニュースが入りました。

あれだけ人気があった医学部が、急に人気がなくなった?

これは、おかしいと思って調べてみると、ある事情が分かりました。
私立の医学部に志願者が減っているのでした。

私立は、国公立とは異なり、いくつ受験しても構いません。
また、国公立だと、あまり数が多いと二次試験に足切りを採用して、受験者数の上限を定めると考えられます。

私学の場合、受験料も大きな収入源になるため、たくさん受験してくれた方が助かります。

それで分かったのですが、東京の私立医学部では、受験生が、3000人以上にものぼるところがあります。
合格するのは、80人くらいです。
異常な倍率の高さです。

国公立を受験して合格した人は、そちらに流れていく可能性が高いため、多くの補欠合格があるものと考えられます。

今回、私立医学部の志願者が減ったことは、入試での合格に不正な差をつけたという要因が高いと思われます。

・女子の合格点数を高くして、男子より少なくする。
・現役生に得点を加算して、多浪の生徒と区別する

こういう差別が、私立入試の志願者を減らしたものと思われます。

国公立大学の志願者数についての情報は、まだ得ていません。
こちらは、さほど変わらないのではないかと考えています。