2020年9月3日

適度な運動が心身の健康によいということは、一般にも知られています。 アリゾナ州立大学のConnor Sheehan氏らは、 「たいていの運動は、人の寿命を延ばす」 という報告を行っています。 ※ 「Medicine and Science in Sports and Exerci … 続きをみる

2020年9月1日

私たちの睡眠は、深く眠るノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠の周期的な繰り返しで構成されていると考えられています。 深く眠るためには、最初の3時間以内に深いノンレム睡眠が必要であると教えられました。 睡眠時間が長くなると、ノンレム睡眠が減り、レム睡眠の比率が高まると考えられています。 … 続きをみる

2020年8月30日

 水道水は街で売られている飲料ほど電解質を含んでいません。また、殺菌のために入れる以外には、意図した微量元素も混ぜていません。  とは言え、水道水が、「鉄くさい」と感じておられる方、あるいは感じたことがある方は割合多いのではないでしょうか?  実際、水には鉄以外の微量元素が含まれ … 続きをみる

2020年8月26日

当院では、小さなお子さんのADHDの診断を行っていません。 診断基準は、分かっています。 DSM-VおよびICD-10という国際基準の診断の手引きに書いてあります。 数項目の基準が当てはまるかどうかで判断できます。 できます、とはいうものの、実は、グレーゾーンはその診断基準だけで … 続きをみる

2020年7月30日

以前、うつ病と躁うつ病は、感情障害として、同じカテゴリーとして扱われていました。 しかし、十数年前から、うつ病と躁うつ病は異なる病態として理解した方がよいのではないかという理論が提案され、しだいに普及していきました。 最新版のアメリカの精神疾患の診断基準のガイドラインであるDSM … 続きをみる

2020年6月1日

うつ病の病態に脳内炎症による神経細胞の機能変化が重要か 出典:QLifePro 医療ニュース2018年7月25日 (水)配信 ——————————— … 続きをみる

2020年5月28日

 デンマーク、フィンランド、スウェーデンなど、北欧の国を中心として、自閉症スペクトラム障害(ASD)と遺伝的因子と環境因子との関連を検討しました。    対象新生児は、200万人以上にのぼります。  その結果、2万ほどがASD診断を受けました。  ASD遺伝率は、幅がありますが、 … 続きをみる

2020年5月25日

注意欠陥・多動性障害(ADHD)の治療薬として、メチルフェニデート(薬剤名:コンサータ)とアトモキセチン(先発薬剤:ストラテラ)が使用されています。 (現在は、インチュニブという新たな薬剤も出ています) —————&#8 … 続きをみる

2020年5月12日

名古屋大学は、メダカを使って、冬季うつ病を改善できる機序や薬を発見する研究を行っています。 メダカは、小さな生物ですが、集団行動します。 そして、その活動は、夏に活発で冬に低下します。 うつ病は、環境ストレスで発症しやすくなることは、医学的な知見だけでなく、経験的にも広く知られて … 続きをみる

2020年5月11日

 デンマークでの調査です。  20歳超の23万5465例を対象に、ベンゾジアゼピン系薬、Z薬(非ベンゾジアゼピン系薬)、その他の抗不安薬と認知症発症との関連をコホート研究で検討しました。  多変量調整の結果、ベンゾジアゼピン系薬とZ薬の使用はいずれも認知症と関連が見られなかったそ … 続きをみる