2016年7月24日
「はまんど」の苦戦1

行列のできる有名店でも支店が失敗することが結構あるという記事を先日書いた。
その理由として、味の違いと地域の好みの違いがあるということを書いた。

しかし、その他にも理由がありそうである。
それは、そのラーメンが、その地区で「ブランド」を確立できていないことがあるだろう。
地元では、いなかでもブランドなので、人は、こぞってやってくる。
でも、知らない地域で名前の知られていない店にやってくるかどうかは分からない。

「はまんど」ラーメンは、香川県では、三野という大変閑散としたいなかにありながら、行列を作る店となっていた。
食べログでも長らく県で1位をキープしていた。

しかし、最近、事情が変わったようである。
現在は、2代目の息子さんが作っているようだ。
そして、はまんどラーメンの味が、10年以上前のやさしい味とは異なっている。
和風の風味が中心だが、以前と比較して、けものスープの存在を感じてしまう。
特に最初に飲む一口でそれを感じた。
かといって、コショウをかけると、スープの味を損なうため、それは入れずに食すことにした。

これは、主が作っても難しいことであるが、味が均一ではない。
まろやかでよい風味を醸し出す一杯を提供する日。
けものくささを残している日。
塩からさを出している日。
ムラが多くなり、いい日に出会えることが少なくなったように思う。

そういうことで、(この記事を書いている)ただ今、食べログでは、県内2位に落ちてしまっている。
修正して、復活を期待する!