初めての方へ


 初めての方を診察する場合、カルテの作成、問診、診察とお時間を要します。

 その日の診療の進み具合によっても変わります。
 そのため、時間に余裕のある時にお越し下さるようにお願いいたします。

 また、臨床心理が不在のため、カウンセリング中心の治療はできません

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 当院は、大きな病院のように敷居が高いわけではありません。
 軽い風邪薬や一般の痛み止めなどは投与しています。

 ※最近は、糖尿病の薬、皮膚科のステロイド入りの薬、消化器内科で処方する下剤など専門外で処方する薬は、当院では保険診療ができません。日ごとに査定が厳しくなっているため、制限されていることをご了承ください。

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 薬の服用が不安な方は、漢方薬から試してみることもできます。

 現在、混雑しているため、新規の方の先の予約を制限しています。
 状況によって、案外早く診察できる場合があります。
 状況は、日々変動していることをご理解いただけたら、さいわいです。

 土曜日の新患は、受け入れる時間をとることができない状況です。
 (2回目からは、予約がとれます)

平成30年10月 由布院にて iPhoneXで撮影

 当院の受付時間、診察時間は短めに設定しています。

初めての方は、お電話にてご予約をお願いいたします

 お電話で症状をお聞きして、当院での治療よりも他院での治療の方が好ましいと考えられる場合には、他の病院等をお勧めします。
 ただし、具体的に、どの病院がいいかということまでは、申し上げられないことが多いです。どうか、ご了承ください

 

 当院では、わざわざ時間をとって来て下さった方に、「来院して損した」と思わないですむように予め、大まかな情報をお聞きしています。

 

 当院は、受診される方が希望されない治療を無理に行うつもりはありません。
 当院で治療が難しいケースは、

「よくある質問」 🔙 クリックでリンクに飛びます

 に掲載しています。

 ご参考ください。

 初診の方は、時間に余裕のある時にお越しいただきますようお願いいたします。
当院の予約を仮押さえして、他の医療機関にかかることは、お控えくださるよう、お願いします。

また、当院を1〜2回だけ受診した方で、他の医療機関に変わることは止めません。ただし、紹介状はなしで受診してください。

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Q:労務問題について

 労務問題で起きた疾患の治療は、できるだけ行うつもりです。
 ただし、以下のような労務問題に対応すると、本当に治療が必要な方の診察が滞りますので、ご遠慮ください。

・1回で診断書を書いて、すぐに紹介状がほしい

・治療はいらないけど、診断書だけほしい

労働問題と医療問題 👈クリックすると詳細がでます。

Q:カウンセリングについて

 ミニカウンセリングは行っていますが、多くの時間を要するカウンセリングあるいは、人生相談を行う時間の余裕がありません。また、アルコール依存症、ギャンブル依存症、摂食障害を主とする治療を行うことができません。こういう方は、臨床心理士にカウンセリングを担当してもらわなければ、治療が必要な方のニーズに応えることができないのです。

私自身の個人的な特性と特殊事情

 当院では、原則、思春期外来を行っていません。
 開業当初から、その方針にしていますので、以前から知っておられる方は、
 そういうものと思われているでしょう。

 実を言うと、私は、むしろ若年の頃、思春期外来を受け持っていました。
 当時は、思春期外来を行っているところが少数派でしたので、
 資料も相当数作成し、講演もそれなりに行いました。

 

 しかし、とある時期、思春期の治療に難渋し、私自身が、うつになりかけました。

 平成19年、当院が開業してから、思春期外来を宣伝していないのは、こういう経緯も関係しています。
 また、思春期外来では、臨床心理士との連携があることが好ましいのですが、
 当院には、心理士が不在のため、中途半端な請負をしないことにしているのです。

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 さらに、ある年、父親の死、他の多大なストレス、これまで経験したことのなかった睡眠障害に襲われ、
「うつ病の手前」にあると自己診断しました。

 私は、日頃から、患者さんの病状の悪化や好転を目にしているため、気づいた時点で早めに対策をとり、難を逃れました。

 来院して下さる方が、健康でいるために、私自身も健康でいる必要性をひしひしと感じました。

 

 私は、「生きる喜び」とともに、「生きる哀しみ」について日頃から考えています。

・「人は、生まれる時と場所を選ぶことができないまま、この世に産み出されている」
・「人は、生まれた瞬間に『死』という最終日に向かって突き進んでいる」

 *上記の2つは、五木寛之氏の「生きるヒント」から引用したものです。

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 人生には、ハレの日もケの日もあります。
 人としての楽しみだけでなく、哀しみも知っておくことが、他者への共感をはぐくむ素地になると考えています。

 一例として、「シンデレラ」という物語をとりあげます。
 この寓話は、サクセスストーリーとして有名で、『不幸な少女が、王子様にみそめられて、幸せな地位を得た物語』と考える方が多いと思います。

 

 しかし、私のとらえかたは、異なります。
 「シンデレラは、初めからしあわせだった」
 という解釈をしています。

 

 一方、「プリティ・ウーマン」という映画(リチャード・ギアとジュリア・ロバーツが主演)があります。
 1990年代に流行ったムービーで、現代のシンデレラ物語として、とらえられているようです。
 しかし、私個人は、「プリティ・ウーマン」と「シンデレラ」では、物語の構造が、まったく異なる題材と考えています。

 その考え方と論拠を説明するために、かなり紙面が必要となります。
 下にリンクを貼っていますので、ご興味のある方は、解説を閲覧してください。

 

シンデレラは、初めからしあわせだった 👈クリックすると該当ページがでてきます)


 
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 さらに自分が年齢を重ねることで、変化も出てきました。

年齢による変化 ⇒ クリックで開きます

 私は、診療に関して、ていねいに接しているつもりですが、ぞんざいな対応の時は、ご指摘ください。
 反対に、私に過度な要求をする、操作しようとする方は、別の病医院にかかることを勧めています。

 

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