2015年5月21日
「ジェダイの復讐」という題名について

ジェダイという言葉、分かる人は、すぐにピンとくる。
分からぬ人は、人から聞くか調べないと仕方がなかろう。

ジェダイというのは、6シリーズ続いた「スター・ウォーズ」に出てくる、自由と正義の守護者である。

ジェダイは、宇宙にあまねく広がる神秘なエネルギー「フォース」を操り、武器に、高エネルギー光線剣ライトセーバーを使う。

ジェダイになるには、フォースを操るための資質と修行が必要なため、ごく一部の選ばれし者しかなることができない。

また、フォースの力は強大なので、正義に使うことができる反面、底知れぬ闇に落ちることもある。
その暗い闇を「ダークサイド」と呼称している。
ジェダイの騎士になるためには、ダークサイドに陥らないような修練が必須となる。

そんな背景の中で、3作目の映画のタイトルが、日本語で、
「ジェダイの復讐」(英語では、Revenge of the Jedi)となっていることに違和感を覚えた。

復讐というのは、怒りであったり恨みであったり、負の感情に囚われた行動だ。
だから、ジェダイの騎士は、そういう負の感情で動かないように訓練され、そういう境地に至って初めてマスターの称号を得ることができる。

制作者のジョージ・ルーカスもその点を疑問に思い、後にネーミングを変更した。
「ジェダイの帰還(Return of the Jedi)」
これなら、題名としても話の帰結としてもよろしかろう。

名前は大切にした方がいい。
「千と千尋の神隠し」でも、名前を忘れると、元の世界に戻れないとある。