2014年12月11日
ていねいな散髪屋もいい

最近、安い散髪屋をよく利用していた。

ただし、以前に記事にしたように、安い散髪屋さんは、「カミソリを使い回し」するので、感染のリスクが心配だ。

ウイルス性肝炎とか、エイズとか。

そういう事情もあって、「カミソリなし」という条件で通っていた。

私は、散髪屋に厳しいのかどうか分からないが、気に入る理容院がなかなか見つからない。

以前、住んでいた街では、3年住んで、3年目で、ようやく通える所を見つけた。

その後に住んでいた地では、6年間ほど、通う店がなく、嫁にカットしてもらっていた。
通いたい理容院がなかったことと、お金がなかったので、家散髪にしていた。

次に住んだ街では、最後の1年弱でようやく通うことのできる散髪屋を見つけた。
そこは、丁寧でソフトな対応だった。
いつ頃か、理容院でも髪を乾かす時に簡単なマッサージを入れる店が多くなった。
あれは、サービスでしてくれていると分かってはいるが、ドンドンと殴られるのはたまったものではない。
そういうデリカシーのない店は、一発でアウトになってしまう。

うちの犬が誰にでも触られたくないように、私も、信頼できる人にしか触られたくないのだ。

千円散髪は、質が悪いが、触られる時間がとても短いことと、料金が安いことからこの頃使ってみた。

そうした折り、久しぶりに以前通っていた散髪屋さんに予約を入れた。
ここは、前に住んでいた場所で、今の居住地から離れているため、なかなか利用することがなくなっていた。

しかし、久闊を叙して、簡単なお話をし、カットしてもらうと、実に丁寧に髪を切ってくださる。
誘導するひとつひとつの動作もやさしく、嫌悪感を感じない。

散髪に関する専門的なことは分からぬが、それぞれの作業が完成形に必要なのだろうと納得できる工程で髪を切り、ひげを剃り、頭を洗って、乾かしてくれる。

帰り際、「ほんとうに丁寧ですね」というと、店主は笑っていた。
時間が長くて窮屈じゃありませんでしたか?と問われた。
いえいえ、きちんとやってくださるのに、そんなことはありません。

理容院はどこも同じようでいて、そうではない。