2016年8月1日
ギフトの期限切れ

仕事柄、高いものではないが、年に何度かギフトをいただく。
定番は、お中元とお歳暮。
その他、香典返しが一般的だ。

最近は、そういうものに対して、選べるギフトを贈られる方も多い。
選べていいようで、案外弱るところがある。

まず、なかなかよさそうだと思うものが見つからない。
いくつかの選択肢があっても、迷ってしまう。
そして、変わったものを試してみても、あまりよくないため、ハムやソーセージを選ぶことが多い。
最低限、損をしないための方策だ。

ギフトを贈る会社にも良心的なものとそうでないところがある。
期限が短いところは、迷っていて置いている内にすぐに期限がきてしまう。
親切な会社(M百貨店)だと期限切りの手前で教えてくれて、ソーセージの詰め合わせをリクエストすると、そうした内容のものを送ってくれる。
一方、不親切なT百貨店では、いきなり、ほしくもないカニ缶が送られてくる。
ギフトのチョイスにもなかったもので、普通の人が金を払ってまで注文しない余り物を送ってくるのだろう。

T百貨店は、顧客の送り先リストも1年半しか登録せず、期限が来ると抹消するようだ。
顧客リストは、とても大切なのに、また新しく送り先を入力して申し込むのは、買主も手間で敬遠するし、受付の人の時間も浪費して、すごく損をすることを勘案しないのだろうか?

そのT百貨店を経営する母体の鉄道会社は、独自の交通ICカードを開発しているが、Suicaとの互換性はない。
現在、多くの地域では、交通の決済にSuicaを利用できるが、この地方はできないことがとても残念だ。
コンビニだけは、全国チェーンなので、Suicaでの支払いができる。

汎用性、保存性のないカードを持たせるT百貨店は、置いているものも魅力的でないことが多い。
規模は大きいけれど、ほしいものがないのだ。

話がとんだが、今後は、選ぶギフトが来た時は、親の敵をとるごとく、すばやく選ぶつもりでいた方がいいようだ。