2012年7月20日
人が老いるのは、いつから?

外食するにしても、買い物するにしても、
私たちは、ほとんど同じお店に行っています。

日用品の買い物とお店には、合理的な
関係があることが多いのですが、

外食の場合、たくさんあるお店の中から、
なぜ、あのお店をよく選んでしまうのでしょうか?

特に、お店の数からすると、
無尽蔵にあると思われる

首都圏に住む人たちでも、
行きつけの店は、ほぼ決まっています。

▼私たちは、なぜ、新しいお店に行こうと
しないのでしょうか?

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■私たちは、日ごとに老いています。

「私は、若い!」と
言われる方もたくさんおられるでしょが、

日ごと年輪を重ねていく
ことにかわりはありません。

しかし、若々しく見える方、
あるいは、若くは見えないけれど、

行動は若い人より活発な方がおられます。

■なぜ、人は、新しいことをしなくなるのでしょうか?

一般に、初めてのこと、
新しいことをすると、

それだけ労力を必要とします。

ちょっとした外食をするにも、
新しいお店に入るかどうか
躊躇する場合があると思います。

・このお店は、高いのか、安いのか?

・おいしいのか、どうでないのか?

・自分の望む雰囲気なのかどうか?

そういった、分からないマイナス要因を
避けながら、お店を探そうとします。

すると、なかなか入るお店を見つけることができない!

そうして、グルグル30分以上も
時間を費やした、という経験を

持っている方もあるかと思います。

■ こういうちょっとした新しいことをするにも、
多少の労力が必要であることを

知った上で、時に行うことが
若く前向きであるための秘訣であると思われます。

▼ 初めて行う時は、もっとも労力がいる部分

これを、「経験コスト」と言います。

慣れるに従って、経験コストは、
少しずつ減っていきますから、

このコストと回数の関係を
「経験曲線」といいます。

最初が、もっとも大きくて、
しだいに下がり、ある所で

落ち着いていくのです。

■ 生活の仕方は、人の自由なのですが、

多少の経験コストをかけて
いくことをお勧めします。

その理由は、新しいことをしないと、
現代の変化についていけないからです。

そして、たいして何もしない内に
人生の終焉をむかえてしまうかもしれないからです。

▼ 人は、年をとったから老いるのではない。

「新しいことをしなくなった
 時から老いるのである」