2017年8月22日
子どもが、「うちの学校はブラック」と言った

この前、子どもが、「うちの学校は、ブラックなんだよね」と発言した。
何がブラックなのかと訊ねた。
そうしたら、先生の働き方がブラックだという答が返ってきた。

なるほど、過重労働だね。
用事があって、午後8時すぎに学校に連絡しても、先生が出てくれることがよくある。
よく残っているよな、と思う。

聞くところによると、その学校の先生は、大抵2年以内に辞めるらしい。
つい最近では、理由が明かされないまま、女の先生が学校を休んでいるという。
詳細は分からないが、うつにでもなかったのかもしれない。

もっと前は、さらにブラックだったらしい。
教師の帰宅時間が12時とか日付が変わることがよくあったため、それではいけないだろうということで、時間短縮をしたそうだ。
それでも勤務時間は長い。

学校によっては、つまらない宿題を多く出す学校があるが、あれは止めた方がいいと思う。
最悪なのは、問題集のここからここまでやりなさいと宿題にして、できない生徒が答を写して、提出することだ。
そんな宿題は、意味がない。
これは、教師の欲張りと横着が一体となったもので、生徒が本当にやりたい勉強ができない。
以前、子どもが小学校5年の時にそういう教師にあたって、苦労した。
いいことをしたら、宿題をしなくていい、悪いことをしたら、罰を科す。
宿題は、罰なのかと勘ぐってしまう教師だ(あながち間違いではないかもしれないが)。

私は、小学校で嫌な思いをしたから、その教師から子どもを離すことにした。
住む町を引っ越したのである。
その結果、住民税が、その教師のいる街から、今の街に移ったわけである。
引っ越した街からは、その年の年末頃に、市役所から、「来年もいるのですか?」と確認の電話がかかってきた。
おそらく税金のことで確認したかったのではないかと思う。
(近年は、どこの自治体も財政不足なので)

話は脱線したが、教師が横着でなく、手作りの問題を作成しようと思うと、これがまた手間がかかる。
あるものを持ってくるのと、創作するのでは雲泥の差である。
子どもの通う学校では、そういう独自のプリントや冊子があったから、作成に時間を要したのかもしれない。

ちなみに、私が通っていた高校は、よく言えば自由主義、悪く言えば、放任主義。
まあ、それでも数学のテストで0点をとった時には呼び出されたのだから、まったくの放任主義ではなく、様子をみていたのだろう。

私が思っているより働いていたかもしれないし、そうでもないかもしれない。
今は、同級生の1人がその学校で教鞭をとっている。