2016年5月19日
携帯電話の機種代金は、一括で支払った方がいい

携帯の機種替えを行おうと思い、携帯電話会社に出かけた。
今、契約しているところは毎月の使用料金が、とても高いので、会社自体を変えようとも思っていた。
もうすぐ、解約料の必要ない月になることでもある。

別の会社に乗り換えると、現在より、はっきり安くなりそうだった。
他者乗り換えは、自分の新規を増やして、他者のシェア-を奪うので、1人の獲得に留まらず、+2の出入りがあると考えているふしあり。
実際、昔と違って、携帯電話の契約台数が伸び悩んでいる中では、同じパイの中での奪い合いということになる。
だから、長く使っていると得するプランより、乗り換えプランの方を優遇していることが残念に思う。
本当は、新規の客を定住させないと意味がないのだが…。

さて、それはさておいて、最近よく見られる、携帯機種の実質0円のプランが目立った。
最近は、政府から、通信費を安くするように言われているので、その通信費を安くする代わりに、いくらかの機種代金を負担してもらう方向にある。
政府からの指導でも、実質0円は禁じ手とされた。

この機種を安くする仕組みは、代理店の契約手数料を機種代金に充当して、支払い額の負担を軽くしている。
つい最近耳にしたのは、iPhoneのある機種を一括で買うと9万円するが、その内の7万円を会社が負担するというものだ。
機種代金は実質2万円ということになる。

さて、今回、携帯電話の契約でよくあることだが、利用にあたって気をつけないといけないことがある。
携帯の機種代金は一括で支払ってもいいのだが、それだと額が大きいので、負担を少なく見せるように約2年間にわたる分割にしているケースが多い。
(大手3社は、どこもそうしている)

この分割について、知識のない人が圧倒的に多い。
実は、私自身も1年前は知らなかった。

機種の分割は、「割賦販売」と言って、通信費と一緒に回収されるが、実は通信費とは別物である。
分かりやすい言葉で言えば、24回(あるいは25回か)にわたる「ローンを組む」という契約を履行することにあたるのだ。

自分では、気付いていないかもしれないが、ローンを組むということは、与信情報に照会して、ブラックでないかどうかを確認されることになる。
そして、ひっかからなくて、無事契約したら、金利なしの分割ローン債務者に仕立てて上げられている。

携帯の通信費を滞納したら、ローンのクレジットヒストリーに滞納の情報が書き込まれ、その後の与信情報に悪影響を与える。
つまり、携帯の料金を単純な通信費だと思ってはいけないということだ。

それは、確実にローン債務を履行しているという証であり、怠ると、ブラックリスト入りである。
だから、携帯電話の料金を滞納している人は、家を建てるローンを組むことができないし、クレジットカードを発行することができない。
次の携帯の契約もできないかもしれないのだ。
自分がなぜ、クレジットカードを発行することができないのか不思議に思っている人の中に、携帯料金の滞納者が含まれている。

携帯は、気軽に買うことのできるものである。
そして、ローンとしては、それほど高額なものではない。
だから、審査も緩く、機種代金が10万円以内なら、簡単に通ってしまう。
クレジットカードで買うことのできる点もお手軽だ。
実際、10万円以内なら、与信枠の低い人でも、ローンを組むことができるため、実際には10万円以上するiPhone6SPlusを10万円未満の代金で販売しているとも言われている。

ただ、機種代金の割賦は、「ローン」であり、気を抜くと、クレジットヒストリーに傷がつくことは覚えておいた方がいい。
これに対して、機種代金を一括で支払うと、割賦販売、いわゆるローンを組む必要がないため、後で、携帯電話会社との通信料のやりとりということになる。
こちらは、電話を止められる措置をとられる可能性があるが、クレジットに傷がつかない。
いわゆる、NTTの電話の滞納をすると、電話を止められるが、与信情報に書き込まれないのと同じ理屈だ。

だから、携帯を買う時、一括で支払うことができたら、そちらをお勧めしたい。
支払うことができなくとも、一括の料金を知ることで、その機種の本当の代金がどれくらい高額なのかを実感することができる。
また、割賦販売にして、早期に解約すると、膨大な違約金を支払うということもなくなる。

一括で支払わなくてもいいから、自分は、どれくらいのローンを組んでいるのかということを知り、自覚しておくことをお勧めする。