2018年1月22日
新しい風の中で芽吹く

昨日、最年少チャンピオンが誕生しました。

全日本卓球選手権で、14歳の張本智和選手が優勝しました。
オリンピックでメダルを獲得した水谷隼選手が対戦相手です。

それまでの最年少チャンピオンは、現在、28歳の水谷選手です。
17歳の時、成し遂げたのが記録です。
今回は、その記録を3年も上回ったのです。

水谷選手は、12年連続で決勝大会に進出しました。
そして、今回の戦いは、10度目の全日本チャンピオンを目指すものでした。

それを、若い魂が、記録をもって打ち破りました。
世代交代の新しい波がきているのかもしれません。

現在、将棋界では、藤井聡汰四段が、世間に知られることとなりました。
神部以来の天才と呼ばれた加藤一二三九段の記録を60年ぶりに抜きました。

さらに、公式戦29連勝という新記録を樹立しています。
現時点の藤井四段は、順位戦にて後1勝すると、五段への昇格が決まります。

将棋界では、羽生世代が出現して以来の大ニュースでした。

一方、加藤一二三元九段は、独特のキャラで、最近では、「ふみみん」との愛称で親しまれています。
テレビ番組での出演が多いため、もしかすると、現在、過去を通じてのプロ棋士で、最も年間収入を多く獲得した人となっている可能性もあります。

囲碁界でも、まれに見る逸材が登場しましたが、世間的な反響は、思ったより低いものでした。

井山裕太全冠は、プロ棋士になった時点では、最年少記録に届きませんでしたが、16歳4ヶ月で、全棋士が出場する阿含銅山杯で優勝を果たしました。
この時の対戦で倒した相手は、過去のメジャータイトルホルダーばかりだったため、単なるフロックではないと囲碁会での注目を浴びました。

後に、2014年に囲碁会では未達の7冠全冠制覇に向けて活躍しましたが、後一歩のところで及びませんでした。

しかし、2016年には失ったタイトルを取り戻しただけでなく、すべてのタイトルを獲得して、初の全冠制覇を成し遂げました。

ただ、この時期は、タイミングが悪く、Googleの人工知能が囲碁会での人類最高の叡智を下すという大きな出来事があったためか、注目度が下がってしまいました。

井山裕太棋士は、現時点でも全冠を保持しています。

今回は、卓球界に新しい風が吹き込みました。
世界で、どれだけ通用するか、注目されることでしょう。

勢いの落ちた日本に、よいニュースが入ったと感じます。

これからの日本には、
・「いける!」という気持ち
・新しいことを創造する

という、前のめりくらいのテンションが必要だと感じます。