2016年8月30日
東京で、初めてうまいラーメンを食べた

地方にも、勿論あるが、東京ではラーメン激戦区がある。
個性的なラーメンで行列のできる店も相応にある。

これまで、こういう店にいくつか行ってみたけれど、ことごとく満足することができなかった。

ちょうど、インスタントであれば、値段の張るカップ麺が出汁をきかせて個性的な味を出そうとするのだけれど、かえって食べにくくて、結果、袋麺のサッポロ一番味噌ラーメンの方が食べやすかったという、奇妙な現象と似ているのかもしれない。

シンプルだとそれなりにおいしいが、ヘタに凝るとかえって、食べにくくなることがある。
我が家の料理にもそのようなところがある。

今回、出張する会場は新宿。
目指すラーメン屋は、新宿から新京王線で2駅にある、幡ヶ谷という場所にあるラーメン屋だ。
鶏と蛤から出汁をとり、セップ茸や黒トリュフも使っているという話もある、「金色不如帰」というお店。

狭い路地にあり、7人~8人しか入ることのできない狭い店であるが、一度は行ってみることにした。
正直、体がしんどいし、1時過ぎに到着したものの、10人以上の行列があり、どうしようかと思った。
しかし、前回の新宿での出張は、体調が悪くて諦めたのだが、今回は向かうことにした。
雨が降るかどうか心配だったが、せいぜい小雨までですんだ。

待つこと45分くらいでようやく、入店。
メニューが分からないため、まずは基本を選ぶ。
店は、古く、本当に狭い。
半分セルフという感じの店。
食べ終わったら、器をテーブルに返して下さいとある。
それは、構わない。
しかし、前回赴いた店のように、たくさん残したままカウンターに返却することことが心配だった。

味覚の優れていない私でも、一口食べるだけで、半分以上、評価を下すことができる。
2~3口食べると7~8割方、うまいかどうか判断できる。

前回、銀座にある、麦とオリーブの店は、スープはまずくはないが、よくわからない、麺は、食べにくいという結果となり、半分以上を残す結果となってしまった。
それを踏まえて、どうしようかと思ったのだが…。

一口、麺を食べて、素直に「まずまずおいしい」。
確認作業を加えるが、評価は変わらぬ。
スープを飲んでみても、まずまずおいしい。

テレビで紹介された店で、初めて、おいしいと思える店に辿り着くことができた。
ちなみに、私は、味は、主観的でしか評価しない。
メディアでいいといっても私がそう思わなければ、ダメだしをする、味に対しては、猛烈な自己主張をするタイプである。

自分がうまいと思わなくても、世間の多くが、うまいと思えば、別にかまわない。
味に対しては、唯我独尊をいくと決めている。

そうした中で、東京で巡り会った、初めてのうまいラーメン屋であった。