2017年6月16日
歯は時間とお金をかけないとよくならないらしい

歯というものは、一度、虫歯になってしまうと、治療しても、また虫歯になるものらしい。
これを二次カリエスという。

特に、保険で治療している銀の冠などは、かぶせているだけで、覆いきれない隙間から虫歯が進行する。
実際、治療した歯を何度も治療して、神経のなくなった歯が多くなった。

歯科医に行くと、「歯磨きしないとこんな風に悪くなるぞ」と叱られて腹が立った記憶がある。
だって、1日に3回歯磨きしても一向によくなるわけでなく、悪化するばかりだったから。
歯磨きのやり方も悪かったのだろうけど、歯磨きにやり方を教えてくれるわけでもない。
今、通っている歯科医院では、歯科衛生士が実際に歯ブラシを使って磨き残しをみせてくれる。
その多さに驚くとともに、磨きポイントの注意点を教えてくれるところがすごい。
仮歯ひとつをとっても丁寧に作ってくれる。

さて、現在、半年ほどかけて下の歯の治療を続けている。
昔は、保険の範囲で選んでいたが、最近はお金を払って、素材を選ぶようにした。

調べたところによると、オールセラミックの歯は、見た目がきれいなだけでなく、二次カリエスになりにくい。
以前、知り合いの元、歯科衛生士から聞いた話であるが、治療しても、そこから菌が入って、すぐに虫歯を進行していくという話を聞いたことがある。
一度、虫歯になると、そのループを繰り返すということにショックを覚えた。
歯磨きだけではよくならないはずだ。

歯の治療の80%は、同じ歯の再治療と言われている。
長く同じ歯を使うために、今は、オールセラミックを使っている。
気になるのは、自費で費用が余計にかかること。
ただし、医療費控除を使うことができるため、必要額のある程度は返還される。

後は、虫歯にならない歯磨きをするための知識を持ち、実行していかなければならない。
これは、自分の責任だ。
どんないい治療をしても、インプラントをしても、「虫歯を防ぐことがもっとも大切です」と衛生士さんから幾度も言われた。

今は、まだ治療途中である。
しかし、口内の衛生を保つことは、その先も継続していかなければならない。