2017年10月8日
海外旅行の時の障害保険の穴

頻度は多くないのだが、もしもの時にケガや病気をした時に困る海外旅行。
日本でも、もちろん困るのだが、保険があれば、金銭的な問題は、概ね何とかなる。
しかし、海外で病気やケガになった時、恐ろしく高額な治療費を請求されることがある。
近年、その費用も高額化している。

数年前、スイスに行った時、こんな話を聞いた。
ハイキング道を歩いていて、ふと前のめりになって、下に落ちてしまった人がいた。
山から救護するのにヘリコプターを使った。
それから、治療も行った。
その救援費、治療費に3000万円くらいかかったという。

アメリカでは、1日ICUに入院すると、1000万円かかると言われた。
アメリカに住むには、元気でないといけない。

以前、旅行の際、支払っていた障害保険。
実は、クレジットカードに旅行保険がついていて、大まかには、何とかなる。
それで、2回くらいは別枠の保険をかけないでいた。

しかし、今回、クレジットカードの保険の弱点を知ることになる。
それは、救護、治療費用の限度額の低さだ。
確認してみると、わずか500万円しかない。
死亡保障は、5000万とか1億円もあるので、かなり高額な保障があるように見えるが、障害保険には、保障が少なすぎると感じた。

そのため、渡米の際は、救護、治療費用が無制限の保障に入ったみた。
探したら、エース保険という保険が該当した。
ネットでの申込で、8日間の北アメリカへの保険が、5000円台で入ることができた。
これまで、旅行会社に勧められるままに入っていた保険は、掛け金が1万円を超えていた。
私がほしいのは、治療や救護に関する保障だけだから、安くてよりよい保険に入ることができたことになる。

あなたは、障害保険のどこをみているだろうか?

死亡保障額が多くても意味がない。
治療費と援護費が多い保険を選ぶことが大切だと考えている。
クレジットカードでの保障の確認と、それを補う治療の保障を厚くすることを私はお勧めしたい。