2017年9月9日
生活リズムを作ることは、案外難しい

同じように決まった時間に起きて、決まったようにすごし、決まった時間に寝る。
つまらない人生のようだが、これは成功と長寿の秘訣かもしれない。
ただし、起床してから寝る前までの間に何をするかで人生が大きく変わるので、そこは、自分でカスタマイズしなければならない。

私の場合は、新しいことをやってみたり、知らない場所に行ってみたりということが時々あるので、生活リズムが安定しないことが難点となっている。
また、起きている間も充実した生活を送っているかと言われれば疑問だ。

洞察の深いメルマガやブログを書いている人がいて、そういう文章を読むと、すごいと思う。
そして、自分のふがいなさを悲観してしまう。

何かをする場合には、時間がずれても仕方がない。
しかし、特別なことをしているわけでなければ、さっさと寝て、睡眠をしっかりとって力を蓄えた方がいい。

若い患者さんから、4時半くらいに起床するという話を聞いた。
「寝るのが早いのですか?」と訊ねると、12時くらいですと答えた。
「睡眠時間が短くて、しんどくないですか」と問いかけると、4時間くらい寝たら大丈夫ですと答があった。
「ショートスリーパーなのですね」と解釈した。
人の適度な睡眠は、様々である。

一般的には、6時間〜8時間が最も多いボリュームゾーンである。
しかし、先ほどの方のように、4時間でいいという人もいれば、10時間くらい寝ていたいという人もいる。
平均値と自分の時間の差を知って、自分にとって、楽に過ごせて、力を出せる睡眠時間に合わせた生活をする方がいい。

この年になっても、生活リズムを作ることができない自分にも、ふがいなさを覚える。
特に、ニューヨークから帰ったから、リズムが整わなくなった感じがする。
しかし、それは言い訳にすぎないので、自分で律して決めて行動するしかない。

睡眠は、とても大切なので、ないがしろにせず、優先順位の上においてほしい。