2020年9月12日
ADHDと眠気に関連性?

浜松医科大子どもこころの発達研究センターの研究グループが、ナルコレプシーと呼ばれる睡眠障害と発達障害の1つである注意欠陥多動性障害(ADHD)の特性が遺伝指摘な関連していることを明らかにした。

ADHDの方が体質的に日中に眠気を感じることが多いのは、遺伝子的の影響である可能性が高いことが示された。

 研究結果はアメリカの精神医学誌で発表された。

(2020年8月20日 静岡新聞より)

同研究により、ドーパミン(神経伝達物質)による遺伝子変化が睡眠障害とADHDに共通していることも分かった。

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以前から不思議に感じていましたが、ナルコレプシーに使う薬とADHDに使用する薬の1つが合致していました。

これが偶然なのか、そうでないのか不明でしたが、上記のエビデンスにより、異なる病気に同じ薬が有効である理由が理解できる気がします。

ADHDは、全人口の5%くらい存在していると言われ、個人により程度の差はあれ、割合よくみられる発達障害の1つです。