2020年1月4日
治療説明の重要さ

 もう20年くらい前の話になる。

 引っ越しして、近くの歯科医院を受診すると、いきなり、「歯の手入れを怠っている」と非難された。
確かにそうだろう。
 だが、ここ数年は、平均的な人より手をかけているのにどうしてもうまくいかなかった。
 手入れをしても進行するばかりだった。
 だから、歯科医院を受診したわけである。

 医院では、「この歯は抜かなくてはいけない」と説明がないまま宣言された。

 妻はそれを聞いて、次回からの受診はやめておくように言った。

 そこで、以前住んでいた2つ離れた市にある医院に通うことにした。
 そこに通うためには、時間、ガソリン代、通行料が必要であった。
 診療時間と勤務の関係から、土曜日の朝、通うことにした。

 診察すると、その先生は歯の手入れをとがめるようなことは言わなかった。そして、問題の歯を診て、この歯はできれば残して治療したいが、土台が小さくなっているので、抜かなければいけないかもしれないと説明してくれた。

 私は、その先生に任せることにした。
 その歯は結局抜くことになったので、余分な手間と痛みと費用がかかったことになるのだが、それはまったく気にならなかった。

 納得のいく説明があれば少々失敗しても仕方がないとあきらめがつく。

 自分も同じことをしていないか、気になる。
 正しいことが、そのままよいとは限らない。