脳と腸に同じホルモンが多いのは偶然?


・体の中には、様々なホルモンが存在します。

脳に存在するホルモンが腸にも広く分布していることが注目を浴びました。
しかし、その理由については、よく分かっていません。

ストレスがかかると、脳に指令がいきます。
そして、そのストレスによって、胃潰瘍や十二指腸潰瘍が発生しやすくなることが経験的にも知られています。
「胃が痛くなる」という俗語もよく使われます。

また、緊張状態によって、下痢を起こしやすくなることがあります。
過敏性腸症候群と言われる症状で苦しんでいる方が、予想以上におられます。

頭で思い描くことが、脳のホルモンを分泌して、胃腸に左右することは、確かなようです。

・では、胃腸を整えたら、脳の状態もよくなるのでしょうか?

脳の指令は、胃腸に働く。
しかし、胃腸からの指令は脳に働くのか?

この疑問については、長い間の疑問点でした。

・水溶性食物繊維が、自閉症スペクトラム障害(ASD)の症状を緩和

太陽化学は、京都府立大学、滋賀医科大学、守山市民病院(滋賀県守山市)、試験研究の受託など行う機関の栄養・病理学研究所(京都府綴喜郡)、京都府立医科大学と共同して研究した結果があります。

グアーガム酵素分解物の摂取が神経発達障害の一つである自閉症スペクトラム障害(ASD)の児童に対し、便秘症や全身性の炎症、イライラなどの併存症状を緩和する効果を見つけ出しました。

(化学工業日報より引用 2019年3月25日)

腸内環境を整えるとともに自閉症の精神的な症状も改善するという、「脳腸相関」が示された1つの研究成果となります。

・発達障害に有効性があると期待される漢方薬とサプリ

漢方薬においても、腸を整える薬の組み合わせが、発達障害のフラッシュバックに有効であると提案されています。

また、認知症に効果があるかもしれないというサプリを発達障害の方に服用してもらったところ、生来の不器用さが改善されたという報告もあります。

まだまだ、未知の領域ではありますが、弊害がない限り、試してみる価値はありそうです。