2019年5月18日
大連休の余波は、まだ続いています

土曜日が休みだと10連休の今年の休日。
うちにクリニックは、土曜日診療だから、普通にすると9連休。
でも、やばいと思ったので、平成と令和をはさんだ2日に診療を行いました

今年の連休は、長いため、前半の連休、後半の連休とも呼ばれました。
当院では、前半の連休は、休みを少なくしました。
いわゆる、令和になってからの後半の連休は、5連休として、先日、紹介した通り、京都に訪問しました。

休みを幾分、減らしたとは言え、その影響は、まだ続いています。
連休明けは混むと思った方が、その翌週にたくさんの予約と予約外の診療を行ったため、今週も混んでいます。

1日に2割の患者さんを余分に受け入れたとしても、7日間の空白を埋めるには、14日かかります。
いくらかの休みは、うれしいものですが、度を過ぎると、迷惑するものです。

最近では、祝日を月曜日にしていることもあって、連休の翌週の連休というように、月曜日が、意外な穴場となっています。

日本人がバカンスをとらない、休みをとらないからと、強制的に祝日を増やしたのは、果たしてよかったのでしょうか?

山の日、海の日なんてありませんでした。
シルバーウィークなんて言葉は、ありませんでした。

この度の連休では、外気の寒暖差で調子を崩して風邪を引く人も結構おられました。
それでも、受診できる医療機関がほとんどないため、体調不良が長引いた方がかなりおられるように聞いています。

祝日、休日を作ることに対して、私たちは、独自に仕事をすればいいと考えるかもしれませんが、スタッフを休みに出させることは困難なため、迷惑しています
当院では、元々、休日が多い設定にしているため、ヘタをすると、公務員の勤務日数よりも診療日数が少なくなる可能性があります

また、その公務員でさえ、連休に休むと仕事がたまるため、サービス出勤をされた方が相当数おられることを確認しています。
5連休くらいが、ちょうどいいわね、という意見が結構あったようです。

関係ない職種として、休日、祝日、年末年始も稼働している、工場、小売業、医療機関(入院)、介護施設などがあります。

そういう業種は、政府が作った祝日が自分に関係ないものとして、嫌みに感じるかもしれません。
また、まじめにギリギリで働いている企業に無理矢理休みを押しつける政策は、事業所にとって、嫌がらせだと思うかもしれません。

普通に休める方は、休めるのです。
休めない人は、いくら休日を増やしても関係ないことなのです。

ーーーーー

韓国の文政権は、自分の道徳に従って、労働者の最低賃金を一気に引き上げて、多くの自営業者や中小企業を廃業に追い込みました。
のみならず、期せずして、若者を中心とする大量の人を失業に追い込みました。

現時点で、韓国の経済成長は、マイナスで、景気後退が確定です。
文政権は、職にあぶれた若者を救済するために、授業が終わった後の大学の電気を消していくという、(ほとんど意味のない)わけの分からない仕事を公費を使って創作しています。

文大統領は、「道徳主義」という倫理観で、政治を行っています。
いえ、道徳が悪いと言っているわけではありません。

文大統領の道徳主義とは、「道徳に添った倫理観」ではなく、
「自分が道徳的によいという倫理観」を他者に適用する政治なのです。

手っ取り早く言えば、自分がいいと思ったことを否応なしに、人に押しつける道徳です。
その結果、どうなったか?

失業率の問題だけではありません。
自分の意にそわない人を排斥し、あるいは、犯罪人とみなし、自分の意見に合う人間で周りを固めています。

自分の道徳に合わない人を排除する人間が、「道徳的である」という風潮には、唖然とします。

韓国では、そういう類いの「道徳主義」が溢れていて、日本人をひどく困惑させたり、怒らせたりしています。

日本の道徳主義は、そうでないことを願っています。