クリニックのご案内

診療案内

診療科:心療内科、精神科
 

診療内容

・うつ病の診断と治療

・不安障害やパニック障害の治療

・物忘れの診断と治療

・自律神経症状の治療

・睡眠障害の治療

こんな症状が出たら要注意

・気分がゆううつで、仕事に行く気がせず、楽しみもなくなった。

・食欲が落ちて同じことをグルグル考えてしまう。

・夜、眠れなく、倦怠感がある。

・動機、息苦しさ、めまい、手足のしびれなどが理由なく起こる。

・人前で話をする時、異常なほど緊張してしまう。

・物忘れがある。以前と何か違うような気がする。

自分にあるもの

 私にはこれといって自賛できるものがありません。私が小学校の低学年の時、胃を切除したおばを見舞いに、岡山大学附属病院に行きました。その帰り道、「ここで働けるくらいになったら、ゆうじ(私の名前)も一流じゃのう」と母が口を開いた途端、「ばか!そんなこと、あるか!」と父に一蹴されました。しかし、それから十数年後、なぜか私はそこで働いていました。

 数年前、親から聞いた話ですが、私は小学校の低学年の時から「将来はお医者さんになる」と言っていたそうです。それを現実に意識しだしたのは、大学進学を考える高校2年生の時ですが、私は医者になるなら、精神科医になると勝手に思い込んでいました。

 人から、「なぜ精神科医になろうと思ったのですか?」とたずねられることがあります。「何となく」と受け流すこともありますが、私の生き方からすると、「それが自然だった」のだろうと思います。振り返ると、私の思春期は多感でした。特別大きなできごとがあったわけではないのですが、小説を読んだり、音楽を聞いたりして、「人はなぜ生きているのだろう?」「人のしあわせって何だろう?」など出口のない問いを頭の中で繰り返しながら、切羽つまった顔で、自転車をこぎながら登下校していました。

 もっとずっと後になって、さだまさしも、島田紳介も同じ問いかけを自分に行いながら、結局答えを出せないでいることを知り、ずいぶん安心しました。たぶん、20年後も同じ問いをあれやこれやと考えていることでしょう。ただ、思春期の頃と今が違うのは、答えがでないことにあせらなくなったことです。いろんな世界に触れながら、自分の納得できることをひとつずつ増やしていくことが現在の目標です。

「精神的苦痛が肉体的苦痛にまさる」ことは、しばしばあることです。腕を骨折したことがあるくらいで、大病を経験しなかった私は、多感であるがゆえにくる精神的苦悩から逃れたく、それをなくす方策はないかと自らの興味心でこの世界に入ったのかもしれません。

 それでも私は、お遊びではなく、現実に精神科医として仕事をすることになりました。人はよく、てっとり早い解決策を求めますが、それを期待してよい時と悪い時があります。ひとりの医者が、てっとり早く名医になる方法もありません。今にして思えば、私の運がよかったのは、その時々で、自分の実力以上の責任と役割を負わされてきたことなのでしょう。研修医時代には、自分が院長になったつもりで答を模索しなければならない日々で、今度は中堅になったら、責任者として若い人を指導しなければならない立場となりました。「身に余る」とはこのことです。それが、光栄なのか、苦悩なのかはわからないけれど。

 平成19年1月に個人のクリニックを開業して、やっと身の丈にあった診療ができるようになりました。よくも悪くも自分が表現されているのでしょう。小さな診療所にクラシック音楽が流れている。これ、気がついている人は少ないのですが、朝から晩までずっとモーツァルトなのです。いくつか試した結果、一番穏やかに落ち着いてすごせる音楽がそれだったのです。
 
 開業時には本当に お金がなくて、銀行の人から、「運転資金が足りなくなるはずなのですが……」と心配されながらも、からくものりきることができました。これも私を支えてくれた人たちのおかげです。本当にありがとうございます。

 自分にとっての大切なもの、しあわせ…そういったものは、おそらく自分の中にあるものをどのように形にしていくか。自分自身を彫刻していくこと、それが今後も続く課題です。

当院の使命

1 人の苦しみを緩和し、しあわせになっていく方策を考え、実行していく
2 仕事を通じて、自らもしあわせになっていく方向を目指し、歩んでゆく
3 1,2を行っていくことで、世の中の一隅を照らす存在となる

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